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三点リーダー(…)の使い方

 会話文や地の文の文末につけ、余韻を表現したり、それ単体で沈黙を表したりするための記号です。会話で言葉をはっきりと言い切らないときにも使われます。
 基本的には「…」×2、つまり「……」の形で使用します。

 三点リーダーの代わりにナカグロ(・)の連打や読点(、)、句点(。)を三つ並べた文章を目にすることがありますが、これは一般的な用法ではないので三点リーダーを使うことをおすすめします。

 ちなみに「三点リーダー」ではなく「三点リーダ」と書かれていることがありますが、リーダーとは英語で点線・破線を意味する印刷用語のleaderのことなので、厳密にいえば三点リーダーのほうが実際の発音に近いと思います。しかしながら語尾に長音が来る場合にそれを省略することは、JIS(日本工業規格)によって定められており(三音以上の場合。二音以下は省略しない)、そのルールにのっとれば長音は省略する必要があるということになります。コンピューターをコンピュータというような感じです。

 もっともJISにおける長音表記の解釈も時代とともに変わっており、現在ではつけてもつけなくても間違いではないというスタンスに変わったようです。
 マイクロソフトも2008年に、表記ルールを実際の発音に近い長音をつけたものに変更しています。

パソコンでの三点リーダーの出し方

Windows→「さんてん」と入力して変換、または「・」(ナカグロ。キーボードの「め」の位置)を三回押して変換。
Mac→「さんてんりーだ」と入力して変換、またはキーボードのoption+「れ」。

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